北陸新幹線開業の3月16日から県内の鉄道の運賃が上がる

北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業する3月16日から、県内の鉄道の運賃が現在より上がります。

北陸新幹線の県内開業に伴って第3セクターの「ハピラインふくい」が、JR西日本から北陸線の敦賀と石川県加賀市の大聖寺の間の運行を引き継ぎますが、現在のJRの運賃と比べて高くなります。
具体的には、福井・敦賀間の普通運賃が、150円高くなって1140円となるほか、福井・金沢間は、同じタイミングで「IRいしかわ鉄道」に引き継がれる区間も入れて320円高くなって1660円となります。
また、えちぜん鉄道は、福井・勝山間、福井・三国港間の普通運賃が、いずれも50円上がって820円となるなど、距離に応じて20円から50円の値上げとなり、平均の値上げ率は10.3%となっています。
さらに、福井鉄道も値上げが予定されていて、平均の値上げ率は14.1%となっています。
一方で、えちぜん鉄道と福井鉄道は、15日までに購入した回数券や定期券は、期限内であれば、追加料金は生じないとしています。
3社いずれも、15日の営業終了後に、各駅で新たな運賃を掲示することにしています。