あわら市で公的支援受けるに必要「り災証明書」申請420件超

能登半島地震で、住宅が液状化現象などで被害を受けたあわら市では、公的な支援受けるために必要なり災証明書の申請が2月19日の時点で420件余りに上っています。

能登半島地震で最大震度5強の揺れを観測したあわら市では、一部の地域の住宅で液状化現象などによる被害が確認されました。
災害で被害を受けた住宅を修復する際に、公的な支援を受けるには自治体が発行するり災証明書が必要で、人が住んでいない倉庫や納屋といった建物も、保険の適用などに求められる場合があるということです。
あわら市によりますと、2月19日の時点で申請された件数は422件で、407件で証明書が発行されています。
このうち住宅では▼大規模半壊が1件、▼半壊が11件、▼準半壊が8件、▼一部損壊が320件で、人が住んでいない建物についても67件発行されているということです。
市は、当分の間、り災証明書の申請を受け付けることにしていて、証明書の発行を希望する場合は早めに申請するよう呼びかけています。