新幹線開業を機に鉄道の魅力知って!大学生がジオラマなど展示

北陸新幹線の県内開業を機に鉄道の魅力を知ってもらおうと、坂井市出身の大学生がつくった鉄道のジオラマや、特急などの写真を紹介する展示会が開かれています。

この展示会は、坂井市出身の大学生で、鉄道ファンの半澤鈴之介さん(19)が鉄道の魅力を知ってもらおうと、開いたものです。
坂井市の会場には、半澤さんが、架空の都市をイメージしてつくったジオラマや、これまで集めてきた鉄道模型約300両のほか、鉄道の写真約50点が展示されています。
鉄道のジオラマでは、北陸新幹線のE7系の模型が、開業区間では廃止される特急「サンダーバード」や「しらさぎ」の模型と一緒に走る姿を楽しむことができます。
また、半沢さんが撮りためてきた写真のコーナーでは、雪のJR丸岡駅を力強く走り抜ける特急を捉えた写真などが展示されています。
半澤さんは、「北陸新幹線が開業して、福井が大きく変わるときに鉄道に興味を持ってくれる人が増えてほしいです。新幹線と特急が併走する県内では貴重な光景を模型で楽しんでもらいたいです」と話していました。
この展示会は、2月29日まで、坂井市の「一筆啓上日本一短い手紙の館」で開かれています。