バイオマス燃料のボイラーを設置 CO2排出を大幅削減へ

カーボンニュートラル社会の実現に向けた動きが県内でも広がる中、福井市に本社のある繊維メーカーは、バイオマスを燃料としたボイラーを新たに設置し、二酸化炭素の削減を大幅に減らす取り組みを始めることになりました。

バイオマスを燃料としたボイラーを設置したのは、福井市に本社のある繊維メーカー「セーレン」です。
国から補助を受けて自動車のシートなどを製造する市内の工場に7億4000万円かけて設置し、一般家庭の1700世帯分にあたる4400トンの二酸化炭素が削減できるということです。
国はカーボンニュートラル社会の実現に向けて、2021年度から脱炭素化を進める企業などに補助金を出していて、県内ではあわせておよそ20のスーパーや化学メーカーなどが国からの補助金を受けて二酸化炭素の削減に取り組んでいます。