能登半島地震から49日目で犠牲者を弔う四十九日の法要

能登半島地震の発生から49日目にあたる18日、被災した石川県珠洲市の寺と同じ宗派の福井市の寺で、地震で亡くなった人たちを弔う四十九日の法要が営まれました。

法要が営まれたのは福井市にある天台宗の光照寺です。
能登半島地震の発生から49日目にあたる18日、県内から同じ宗派の僧侶が集まり、地震で亡くなった人たちを弔いました。
法要には、地元の人など、およそ20人が参列し、僧侶がお経を読み上げる中、焼香をあげ、手を合わせて亡くなった人たちに祈りをささげていました。
天台宗では、能登半島地震で珠洲市にある2つの寺に、建物の一部が崩れるなどの被害が出たことから、全国の同じ宗派の寺に義援金を呼びかけるなど支援活動を行っていて、これまでにおよそ700万円の義援金が集まったということです。
天台宗北陸教区の光照良浩宗務所長は「地震で亡くなられた方は、さぞ無念だったと思います。きょうは参列した人たちと共に冥福を祈ることができてよかったです」と話していました。