敦賀の観光地を擬人化したキャラクター発表 敦賀市

北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業まで16日で1か月となる中、敦賀市は「鉄道と港の街」としてPRしようと、専門学校の生徒と協力して観光地などを擬人化したキャラクターを新たにつくり、15日発表しました。

古くから鉄道と港の街として栄えてきた敦賀市は北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業にあわせて若い観光客の呼び込みを強化しようと、東京の専門学校などと協力して市内の5つの施設などを擬人化したキャラクターを作りました。
15日はそのお披露目会が敦賀市役所で行われ、キャラクターの案を考えた専門学校の生徒たちがそれぞれの特徴やこだわったポイントを説明しました。
このうち、村井心寧さんの「敦賀赤レンガ倉庫」を擬人化したキャラクターは、服に赤れんがの模様がほどこされたり、赤レンガ倉庫の中に模型があるSLを、かぶっている帽子にあしらったりしていて、表情は笑顔で親しみやすく、しっかり者の印象がつくようにしたということです。
村井さんは、「自分の創作したものが世の中に出されることになってうれしいです。敦賀のことをよく知るお姉ちゃんとして親しまれてほしいです」と話していました。
敦賀市は今後、北陸新幹線の開業日に市内でキャラクターのパネルを展示したり、グッズやパンフレットに活用したりすることにしています。