JR福井駅近くの高架下に飲食店並ぶ屋台村がオープン

北陸新幹線の県内開業が3月に迫る中、JR福井駅近くの高架下に飲食店が並ぶ屋台村が14日オープンし、記念の式典が開かれました。

屋台村は、新幹線の開業にあわせて駅周辺を活性化させようと、飲食店を展開する福井市の企業が福井駅東口近くの高架下に整備したもので、約330平方メートルのエリアに10の飲食店が軒を並べます。
14日は記念の式典が開かれ、関係者がテープカットをしてオープンを祝いました。
このあと、県内で水揚げされた新鮮な魚を使った和食の店やワインバルなど、バラエティーに富んだ9つの飲食店が関係者向けに開店し、訪れた人たちがそれぞれの店の料理の味を楽しんでいました。
営業時間は、午後5時から深夜0時までで、詳しい店の情報は、屋台村のインスタグラムで確認できるということです。
福井の魚と地酒を提供する飲食店オーナーの宮島和也さんは、「新幹線が開業するので、また福井に来たいと思ってもらうきかっけを作りたい」と話していました。
屋台村を整備した会社の鈴木義之社長は、「福井は個室の居酒屋が多い印象なので、ふらっと寄って、ほかの客と肩を寄せ合って打ち解けられる新しい場所になってほしい」と話していました。