鯖江市で住宅と元工場が全焼1人軽傷 北陸線が運転見合わせ

12日午前11時ごろ、鯖江市にあるJR北鯖江駅の近くで、住宅と、併設されている工場だった建物が全焼する火事があり、この家に住む男性が軽いやけどをしました。
この火事の影響で、北陸線は一部の区間で6時間にわたって運転を見合わせました。

12日午前11時ごろ、鯖江市下河端町にある住宅から火が出ていると、この家に住む80代の男性から消防に通報がありました。
消防車5台が出て消火活動にあたった結果、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅と、併設する工場だった木造の建物が全焼しました。
警察によりますと、80代の男性が軽いやけどをしたということで、警察と消防が詳しい火事の原因を調べています。
現場は、JR北鯖江駅のすぐ近くで、JRによりますと、この火事の影響で北陸線は福井駅と敦賀駅の間でおよそ6時間にわたって運転を見合わせ、▽特急列車の上下線あわせて36本と、▽普通列車の上下線あわせて11本が運転を取りやめました。