インフルエンザと新型コロナ 県内の感染者数 緩やかに増える

県内の指定医療機関で確認されたこの1週間のインフルエンザと新型コロナの患者数はいずれも前の週を上回りました。
感染者数の増加に大きな伸びは見られないものの、県は、改めて基本的な感染対策を続けるよう呼びかけています。

県のまとめによりますと、2月4日までの1週間に県内39の指定医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は前の週より2人多い660人で、1医療機関あたりの平均は16.92人でした。
感染状況はほぼ横ばいとなっていますが、20歳未満の感染が9割以上を占めていて、小中学校の学年閉鎖や学級閉鎖は7日だけであわせて15校にのぼったということです。
一方、県内の指定医療機関から報告された新型コロナの患者数は503人と先週と比べて60人多く、率にして1.14倍増えました。
県は、換気の機会が少なくなりがちな冬場でも体調を崩さない範囲で室内の換気を心がけるほか、手洗いやうがい、適切なマスクの着用など、改めて基本的な感染対策を続けるよう呼びかけています。