あわら市で新幹線の県内開業記念 鉄道車両が絵札のかるた大会

ことし3月の北陸新幹線の県内開業を記念してあわら市で、新幹線など鉄道の車両が絵札となったかるたの大会が開かれ、子どもたちが元気よく競い合いました。

あわら市は、競技かるたを題材にした人気漫画「ちはやふる」に登場したことなどが縁で毎年、かるた大会が開かれています。
ことしは、4歳から56歳までの60人が参加し、百人一首で競う3部門のほか、北陸新幹線の県内開業を記念して、鉄道車両が絵札となったかるたで小学3年生までの子どもたちが競う「新幹線かるたの部」が新しく設けられました。
「新幹線かるたの部」では、子どもたちが正座をして5人ほどで絵札を囲み、読み札が読み上げられると「はい」という元気な声とともに素早い動きで絵札を取っていました。
参加した小学2年生の男子児童は「いっぱい取れてうれしかったし、絵が電車で楽しかったです。次の試合もとにかくいっぱい取りたいです」と話していました。
あわら市かるた協会の大宮敏章副会長は「あわら市は『ちはやふる』の聖地にもなっているので、新幹線とかるたで一緒に盛り上がっていけたらいいなと思います」と話していました。