北陸新幹線開業に向けて開発 “恐竜”のお菓子を披露

北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業に向けて、福井の「恐竜」を売りにした新しい土産物のお菓子が福井市で19日、報道向けに披露されました。

披露されたのは、県内の菓子店などが開発したクッキーやケーキなど10種類の土産物で、このうち、恐竜をかたどったクッキーは、小麦粉の代わりに県内産の米粉を使っているほか、牛乳や卵も使わず食品アレルギーのある人でも味わうことができる商品となっています。
また、恐竜の卵を模したケーキは、福井の地酒がふんだんに使われ、甘さのあとにほんのりと日本酒の風味が漂う大人向けの味わいに仕上がっています。
いずれの商品も北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業に向けて国内で最も多くの化石が見つかっている福井の「恐竜」を売りにしようと恐竜をデザインしたパッケージに統一していて、「ふくいDNAキッチン・スイーツダイナソー」というブランドで販売するということです。
商品のコンセプトなどを担当した虎尾弘之さんは「お店ごとにルーツやこだわりに違いはありますが、『恐竜』をテーマに1つに完成されたブランドを目指しました。広く皆さんに楽しんでもらいたいです」と話していました。
いずれの商品も価格は1000円台で、20日と21日には福井駅前のハピリンで先行販売されるほか、3月以降は県内の土産店にも並ぶということです。