能登半島地震 坂井市が輪島市に食料などの支援物資送る

能登半島地震で被災し多くの市民が避難生活を送っている石川県輪島市を支援しようと、坂井市は、15日朝、食料や飲料水などの支援物資を送りました。

坂井市は、石川県輪島市と観光振興で交流を続けていることから、多くの市民が避難生活を送っている輪島市に支援物資を届けることを決めました。
輪島市の要望に応じて、カップ麺やビスケットなど約8500食分の食料や、飲料水、それに、ブルーシートを用意しました。
坂井市役所では、15日朝7時前から、約20人の職員が、倉庫から支援物資を運び出し、トラックに次々と積み込んでいました。
そのあと、出発式が行われ、坂井市の池田禎孝市長は「本当に大きな被害が出ているので、市として全力で支援をしていきたい」と話していました。
支援物資は、受け入れの拠点となっている輪島市内の道の駅に届けるということです。
坂井市危機管理対策課の伊藤正享課長は「被災地ではいまだに孤立集落があるなど、厳しい状況が続いているので、支援物資を迅速に運んで、被災された人たちを支えていきたい」と話していました。
坂井市は、今後も輪島市側の要望に応じた支援を行っていくとしています。