年末休みで大野市のスキー場にぎわう

大野市のスキー場では、年末の休みを利用してスキーやスノーボードを楽しむ家族連れなどでにぎわっています。

「福井和泉スキー場」は岐阜県に近い福井県大野市にあるスキー場で、12月23日に今シーズンの営業を始めました。
12月中旬以降、まとまった雪が降ったため、ゲレンデの中腹では1メートルほどの積雪があるということです。
30日の大野市は、午前中から青空が広がり、県内をはじめ、東海や関西地方から年末の休みを利用して大勢の人が訪れていて、スキーやスノーボードを楽しんでいました。
ことし10月には中部縦貫自動車道のうち大野市にある勝原インターチェンジと九頭竜インターチェンジの間の区間が開通し、スキー場へのアクセスが向上したこともあって利用客数は例年の1.5倍ほどになっているということです。
スキー場によりますと、自動車道の工事で出た石や土砂を活用しゲレンデやジャンプ台を整備したということで、人気が高まっているということです。
帰省先の京都から来たという男性は、「雪が豊富で、長い距離を滑ることができて楽しいです」と話していました。