北陸新幹線県内開業に向けJR西日本の「訓練運転」始まる

来年3月の北陸新幹線の県内開業に向け、29日から、JR西日本の運転士による「訓練運転」が始まりました。

来年3月16日の北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業に向けて、JR西日本は、12月10日からこの区間の線路やトンネルなどを管理しています。
29日からは、運転士や乗務員の運転技能などの習熟を目的とした「訓練運転」が始まり、その様子が敦賀駅で公開されました。
運転にあたったのは、新幹線の乗務歴が5年になる石川県出身の木野寛生運転士で、「新たな区間の勾配やカーブなどをしっかり把握し、開業に備えたい」と意気込みを話していました。
JR西日本によりますと、金沢・敦賀間の「訓練運転」は、営業開始日前日の来年3月15日まで行われるということで、あわせて170人の運転士や乗務員が、停車駅の異なるさまざまな運行を想定した運転技能などを習熟し、開業に備えることにしています。