県内大雪の見込み 情報共有のための会議で除雪の体制など確認

県内で大雪が見込まれていることを受け、県や気象台、道路管理の担当者などが情報共有のための会議を開き、除雪の体制などを確認しました。

21日午後4時から県庁で行われた会議では、まず福井地方気象台の担当者がJPCZ=日本海寒帯気団収束帯が22日の明け方にかけて若狭湾付近まで南下し、22日朝から夕方にかけて嶺北を中心に警報級の大雪となる見通しだと報告しました。
また、国道や高速道路の管理者からは、今後、想定よりも雪が強まったときには通行止めとなる区間が出てくる可能性があるとして、特に幹線道路や拠点病院につながる道路を中心に除雪体制を整えることを確認しました。
その上で、県の防災担当者は、大雪の際にはテレワークを活用するなどして外出をできる限り控えることや、除雪作業を1人で行わず、安全や健康管理に注意することなどを県民に呼びかけました。
会議の中で、県の中嶋浩一危機管理監は、「県民が除雪の状況や公共交通機関の情報をわかりやすく確認できるよう、県のホームページなどで情報を公開するとともに、テレワークの実施や配送計画の見直しの検討などを周知してほしい」と述べました。