県内大学生の就職内定率82.1% 前年同時期比↑

来年春に県内の大学を卒業する学生の就職内定率は、ことし10月末の時点82.1%と前の年の同じ時期に比べて2.1ポイント上昇したことが分かりました。

福井労働局によりますと、来年春に県内の大学を卒業する予定の学生の就職内定率は、ことし10月末の時点で82.1%で、前の年の同じ時期に比べて2.1ポイント上昇し、新型コロナの感染が広がる前の令和元年度よりも高くなっています。
また、就職が内定した学生1605人のうち、県内企業に就職が決まったのは736人で、内定者の45.9%となり、前の年度と比べて0.3ポイント上昇しました。
このほか、短大、高専、専修学校を卒業する学生の就職内定率もいずれも上昇しています。
福井労働局は「福井県は、有効求人倍率で全国トップが続くなど慢性的な人手不足の状態になっていて、企業の採用意欲は強い。労働局としては、オンラインで県内企業が参加する就職面接会を開くなどして学生への支援を続けていきたい」と話しています。