新幹線の県内開業に合わせホテルチェーンが会社説明会

来年春の北陸新幹線の県内開業に合わせて、福井駅前にオープン予定のアメリカのホテルチェーンが、スタッフの採用に向けた会社説明会を開きました。

世界各地に展開するアメリカのホテルチェーン、「マリオット・インターナショナル」は、北陸新幹線の県内開業に合わせて、来年春、再開発が進む福井駅前に、観光客などをターゲットにしたホテルをオープンする予定で、8日、スタッフの採用に向けた会社説明会が開かれました。
午後2時からの説明会には、約30人が集まり、ホテルのイメージ図が示され、地元で昔から親しまれてきた「笏谷石」を連想させる、青を基調とした客室や廊下などが紹介されました。
募集するのは、フロント業務や予約の受け付け、レストランでの調理などに従事する正社員やパートのスタッフで、合わせて150人程度の採用を見込んでいるということです。
説明会に参加した坂井市の37歳の男性は「とてもおしゃれな内装で、ここで働きたいと感じた。ホテルを訪れる海外の人に、福井の魅力を伝えられる社員になりたい」と話していました。
「コートヤード・バイ・マリオット福井」の千代間淳総支配人は「客室には福井の和紙も使用するなど、地元らしさを取り入れたホテルとなっている。採用では、語学や接客などのスキルよりも、福井の魅力を世界に発信したいという熱意を重視したい」と話していました。