恐竜モニュメント蹴って壊した高校生を書類送検

10月、福井駅に隣接する施設に設置された恐竜のモニュメントを蹴って壊したとして、警察は11月1日、福井市に住む16歳の高校生を、器物損壊の疑いで書類送検しました。

捜査関係者によりますと、書類送検されたのは福井市に住む16歳の男子高校生です。
男子高校生は10月18日、福井駅に隣接する観光交流センターの、屋上のベンチに設置されている恐竜のモニュメントを蹴って壊したとして、器物損壊の疑いが持たれています。
壊されたのは福井県内で化石が見つかった肉食恐竜、「フクイラプトル」をイメージした全長65センチほどの子どもの恐竜のモニュメントで、施設のオープンに伴って10月1日から一般に公開されていました。
現場の防犯カメラには、男子高校生がモニュメントを蹴って後ろ足の指を折ったあと、立ち去る様子が映っていて、男子高校生は調べに対し壊したことを認めているということです。
モニュメントを所有する福井市は、「壊した人が特定されてほっとしている。今後はこうしたことがないように反省してもらいたい」とコメントしていて、今後、修復にかかる費用を請求することにしています。