障害者スポーツの全国大会 福井県選手団の結団式

28日から鹿児島県で開かれる障害者スポーツの全国大会に出場する福井県選手団の結団式が26日開かれ、選手たちが大会への意気込みを語りました。

障害者スポーツの全国大会は、10月28日から3日間にわたって開かれる予定で、26日、県庁で行われた結団式には出場する選手など約60人が出席しました。
杉本知事は、はじめに「練習の成果を発揮して、自分の納得のいく成績をおさめて活躍してください」と、選手を激励しました。
そして、選手を代表して、卓球の精神に障害がある部門に出場する加藤純選手が、「多くのみなさんの応援を胸に県の代表として選手団一丸となって頑張ってきます」とあいさつしました。
このあと選手たちは全員で頑張ろう三唱をして大会に臨む決意を新たにしていました。
結団式のあと、陸上競技で100メートルと200メートルの体に障害がある部門に出場する大学生2年生の泊優佳さんは、「見ている人に勇気を与える走りをして、大会記録も狙っていきたい」と話していました。
また、アーチェリーの体に障害がある部門に出場する三井政明さんは、「一番いい色のメダルを狙って、アーチェリーに興味関心を持ってもらえるきっかけを作りたいです」と話していました。