28日開通 中部縦貫自動車道勝原IC〜九頭竜IC 報道公開

10月28日に開通する大野市の中部縦貫自動車道・勝原インターチェンジと九頭竜インターチェンジの区間が完成し、19日に報道向けに公開されました。

中部縦貫自動車道は大野市から岐阜県境までの約35キロが「大野油坂道路」として工事が進められています。
このうち大野市にある勝原インターチェンジから九頭竜インターチェンジまでの9.5キロの区間が完成し、報道向けに公開されました。
「大野油坂道路」は片側1車線で、トンネルが10か所あり、今回開通する区間には、最も長い全長約5キロの「荒島第2トンネル」があります。
事故や火災が起きた場合に人や車が安全に出られるように本線と並行する避難用のトンネルが設けられています。
九頭竜インターチェンジから岐阜県境の油坂出入口までの区間については、2026年春に開通する予定です。
福井河川国道事務所の斎藤哲也事業対策官は「利便性の向上や観光振興などで地元の期待も大きいと感じている。1日も早い開通に向け工事を進めていきたい」と話していました。