美浜町 恒例のボート競技で熱戦

ボート競技が盛んな美浜町で恒例の大会「美浜町民レガッタ」が開催され、県内外から参加した多くのチームが速さを競いました。

「美浜町民レガッタ」は、地元で盛んなボート競技に親しみを持ってもらおうと例年開かれている大会で、ことしは新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたことから、4年ぶりに大会の規模を平年に戻し、県内外から140あまりのチームが参加しました。
大会は、三方五湖の1つ、久々子湖のボートコースで行われ、5人1チームで500メートルの距離を漕ぎ、速さを競います。
レースが始まると、参加者たちはかけ声にあわせてオールを漕ぎ、出場しているチームが近くを通過すると、岸で見ている仲間たちから大きな声援が送られていました。
会場には、決勝のレースの様子を実況するブースも設けられ、美浜町出身で、元オリンピック日本代表の三好悟さんが、見どころをわかりやすく解説していました。
東京から参加した20代の男性は「大会に向けて練習してきた成果が出せたかなと思います。仲間たちとボートを楽しめました」と話していました。
このほか会場には、大会に参加しない人にもボートに乗っている気分を体感してもらおうというブースも設けられ、訪れた人たちが、スクリーンに映し出される実際のボートの映像を見て臨場感を楽しんでいました。