小浜市がクラウドファンディングでコウノトリの保全活動

小浜市は、コウノトリがすむことができる自然豊かな地域づくりを進めるための資金を募ろうと、クラウドファンディングを始めています。

小浜市は、野生のコウノトリが繁殖できるよう人工の塔を設置するなど保全活動を進めていて、ことしは3羽のヒナが巣立ちました。
小浜市では、保全活動に関心を持ってもらい、コウノトリと共生できる自然豊かな地域づくりをさらに進めようと、9月からクラウドファンディングで寄付を募っています。
目標金額は30万円で、コウノトリのえさとなる生きものが生息する場所の調査や、保全活動の今後の計画づくりなどにあてられるということで、10月22日まで寄付を受け付けています。
コウノトリの保全活動に取り組む小浜市環境衛生課は「クラウドファンディングを通して、多くの方にコウノトリの保全活動を知ってもらうとともに、野生のコウノトリが安定的に繁殖できる地域づくりを目指したい」としています。