ブロック塀の撤去などで県補正予算案200万円計上

9月、鯖江市で登校中の男子児童が、倒れてきた住宅のブロック塀に挟まれて大けがをしたことを受けて、県は危険なブロックの撤去などにかかる費用を補助するため、新たに200万円の補正予算案を計上しました。

鯖江市では、9月26日に、登校中の男子児童が倒れてきた住宅のブロック塀に挟まれ、足の骨を折るなどの大けがをしました。
県は3年前から危険なブロックを撤去したり、板の塀に作り直したりする補助金を、市町と4分の1ずつ出してきましたが、鯖江市で男子児童がけがをしたあと問い合わせが相次ぎ、当初、確保していた370万円あまりの予算では対応しきれなくなったとして、新たに200万円を補正予算案として計上しました。
かかった費用の3分の2を上限に、危険なブロックを撤去する場合は最大で20万円、撤去と合わせて再設置まで行う場合は最大で60万円の補助が受けられます。
県は10月10日の臨時議会で補正予算案を提出することにしています。
県建築住宅課は「この機会に自宅のブロック塀を見直していただき、補助金の条件などは各市町の担当課に直接問い合わせてほしい」としています。