女の子の帽子に体液付着 高浜町の教諭を停職12月の懲戒処分

女の子の帽子に体液を付着させたとして、裁判所から略式命令を受けた高浜町の小学校に勤務する35歳の男性教諭について、県教育委員会は停職12月の懲戒処分にしました。
教諭は、6日付けで辞職したということです。

懲戒処分を受けたのは、高浜町内の小学校に勤務していた飯田昌弘教諭(35)です。
県教育委員会によりますと、教諭は高浜町の児童センターで、10代の女の子の帽子に体液をつけたとして、器物損壊の疑いで逮捕され、裁判所から罰金10万円の略式命令を受けました。
県教育委員会の調査に対し教諭は「仕事や家庭のことなどで疲れがたまっていた。たまたま1人の時間になり、我慢することができなかったが、女の子に対するわいせつな意図はなかった」と話しているということです。
県教育委員会は、教諭を6日付けで停職12月の懲戒処分にしました。
処分を受けて教諭は依願退職したということです。
高浜町教育委員会の村田好史教育長は「町民や県民の教育に対する信頼を深く傷つけ、深くお詫び申し上げます。教職員の服務規律を徹底し、再発防止に努めたい」と話しました。