新型コロナ 5.44人前週の0.66倍に減少 

県内でこの1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者は、1医療機関あたりの平均で5.44人と、前の週の0.66倍に減少しました。
県は、感染の拡大が本格化する冬を前に、引き続き対策を継続するよう呼びかけています。

県のまとめによりますと、10月1日までの1週間に、県内39の指定医療機関から報告された新型コロナウイルスの感染者は、前の週から109人減って212人でした。
この結果、1医療機関あたりの平均は5.44人で、前の週の0.66倍と、3週間連続で減っていて、県内では減少傾向が続いています。
年代別では、10歳未満と10代があわせて134人と全体の6割以上を占めています。
また、県はこの週から、感染動向をより詳しく把握するために、県内6つの主要な医療機関で、新型コロナウイルスに感染して入院している患者の数についても調査を始めました。
それによりますと、この週は、24人が新たに入院していて、このうち60歳以上の入院患者は20人となっています。
県は感染の拡大が本格化する冬を前に、外出後の手洗いや体調管理の徹底のほか、寒くてもこまめに窓を開けて換気を行うなど、引き続き感染対策を継続するよう呼びかけています。