中部縦貫自動車道 多重事故を想定した訓練

10月下旬に一部が開通する大野市の中部縦貫自動車道で、警察などが多重交通事故を想定した対応訓練を行いました。

この訓練は大野市にある中部縦貫自動車道の勝原インターチェンジから九頭竜インターチェンジの9.5キロの区間が10月28日に開通するのに合わせて行われたものです。
大野警察署の署員や国土交通省福井河川国道事務所の職員など22人が参加し、山間部にある下山インターチェンジ付近で多重衝突事故が発生しけが人が出ているという想定で行われました。
現場は、片側1車線の対面通行となっていて、はじめに警察官がパトカーで駆けつけると後ろから来る車を反対車線に誘導して、現場の安全を確保しました。
そして、事故車両からオイルや燃料が漏れていないか確認した後、けが人を車から救出していました。
大野警察署地域・警備課の三ツ井英人課長は「この道路は対面通行でトンネルも多く山間部にあるため事故の際は救助に時間がかかることも予想される。事故のないように注意して運転していただきたい」と話していました。