湿原の環境を学ぶ 小学生が生き物の生息調査 勝山市

湿原の環境について学ぼうと、貴重な動植物の生息地として知られる勝山市の湿原で、地元の小学生が生き物の生息調査を行いました。

生息調査は勝山市の平泉寺小学校が毎年春と秋に行っていて、28日1年生から4年生の児童24人が校区内にある池ヶ原湿原に集まりました。
このうち、1年生と2年生は、県自然保護センターの職員の案内で、湿原の中にある池や草むらで生息する動物の調査にあたりました。
児童たちはあらかじめ池に仕掛けておいたかごの中から出てきたアカハライモリやドジョウなどを透明の容器に入れてじっくりと観察していました。
また、湿原の中にある草むらではコガネムシやバッタなどの昆虫を捕まえて、春に生息していた昆虫との違いを確認していました。
調査に参加した2年生の児童は「いっぱい生き物を捕まえられて楽しかった。春と秋とでは生き物が違い湿原にたくさんの生物が生きていることがわかりました」と話していました。