再稼働の高浜原発2号機 20日午後発電と送電を再開

運転開始から40年を超え、9月15日に再稼働した関西電力の高浜原子力発電所2号機が、20日午後、発電と送電を再開しました。
10月16日に営業運転に入る計画です。

運転開始から47年が経過した関西電力の高浜原発2号機は、国内では廃炉になっていない原発の中で、ことし7月に再稼働した高浜原発1号機に次いで古い原発で、新しい規制基準の審査に合格し、原則40年の運転期間が最長20年まで延長が認められています。
2011年から12年にわたって停止していましたが、9月15日に原子炉を起動して再稼働し、翌朝には、原子炉で核分裂反応が連続する臨界状態に達しました。
そして、20日午後3時に、運転員がパネルを操作して、発電機と送電系統をつなぐ作業を行い、発電と送電を再開しました。
9月23日には、原子炉の出力が100%に達する見込みで、最終的な検査で問題がなければ、10月16日に営業運転に入る見通しです。