北陸新幹線開業向け名古屋で商談会 旅行会社に福井の魅力PR

来年3月の北陸新幹線の県内開業に向けて、多くの観光客を呼び込もうと、福井県の観光業者が名古屋市で商談会を開き、地元の旅行会社に対して福井の魅力をPRしました。

この商談会は、北陸新幹線の県内開業にあわせて、名古屋など中京圏から多くの観光客に来てもらおうと、県観光連盟が名古屋市で開いたもので、14日は、福井県内のホテルや観光施設など、約40の企業と団体が参加しました。
会場では、ツアーを企画する旅行会社の担当者などに対して、福井県内の観光地の見どころや具体的なプランなどを説明していました。
このうちホテルの担当者は「越前がに」を使った料理の画像を見せながら、魅力をPRしていました。
福井県で観光の情報発信をしている女性は「新幹線の開業にあわせて、福井県への関心が高まっていると感じた。まだ知られていないところもあるので、魅力を伝えたい」と話していました。
名古屋市にある旅行会社の担当者は「新幹線の開業にあわせて、新しい施設が次々と誕生していることを知った。食をいかしたツアーを検討したい」と話していました。
県観光連盟は、開業までに北陸新幹線が停車する東京や長野県でも商談会を開くことにしています。