JR小浜線の利用促進へ城跡スタンプラリー

JR小浜線の利用促進や、沿線にある城跡に関心を持ってもらおうと、沿線の自治体やJR西日本などでつくる団体は、小浜線を利用して城跡を訪れた人を対象にしたスタンプラリーのキャンペーンを始めています。

キャンペーンは、小浜線沿線の自治体やJR西日本などでつくる「海湖と歴史の若狭路」発信事業実行委員会が、小浜線の全線開業から100年を記念して行われた去年に続いて企画しました。
敦賀駅や若狭高浜駅など、小浜線沿線にある6つの城跡の最寄り駅か観光案内所などで、切符か乗車証明を提示して受け取った台紙に、城跡の近くに置かれた「御城印」と呼ばれるスタンプを押して完成させるもので、ことし12月24日まで行われます。
6つの城跡すべてでスタンプを押すと、プレミアムの「御城印」が贈られるということです。
また、北陸新幹線が敦賀に延伸する来年3月からは、台紙や「御城印」のデザインを変えて行う予定で、沿線の自治体などは、JR小浜線の沿線にある城跡に関心を持ってもらうとともに鉄道の利用促進につなげたいとしています。