中部縦貫道 勝原ー九頭竜間 10月28日に開通

福井県と長野県を結ぶ中部縦貫自動車道は全線開通に向けて工事が進められていて、このうち大野市の勝原インターチェンジと九頭竜インターチェンジの区間は、10月28日に開通することが決まりました。

中部縦貫自動車道は、福井市と長野県松本市を結ぶおよそ160キロの自動車専用道路で、大野市から岐阜県境までのおよそ35キロが「大野油坂道路」として工事が進められています。
このうち大野市の勝原インターチェンジと九頭竜インターチェンジの間、およそ9.5キロの区間について10月28日に開通することが決まりました。
県などによりますと、これによって県内区間のうちおよそ7割にあたる45キロ余りが開通することになります。
九頭竜インターチェンジから油坂出入り口までの区間については、3年後の2026年春に開通する計画です。
県は「中部縦貫自動車道は観光振興や災害時の代替道路などとしての役割が期待されており、一日も早い全線開通を実現させたい」としています。