新型コロナ 感染者13.72人「定点把握」切り替え後最多 

県内でこの1週間に確認された新型コロナの感染者の数は、1医療機関あたりの平均で13.72人と前の週を上回り、感染者数の発表を「定点把握」に切り替えた、ことし5月上旬以降で最も多くなりました。
県は、家庭や学校での感染対策を継続するよう呼びかけています。

県のまとめによりますと、8月27日までの1週間に、県内39の指定医療機関で確認された新型コロナウイルスの感染者は、535人と、前の週より47人増えました。
1医療機関あたりの平均は、13.72人と、感染者数の発表を「定点把握」に切り替えた、ことし5月上旬以降で最も多くなりました。
感染者の年代別では、10歳未満が193人と全体の36パーセントあまりを占めたほか、10代が76人、50代と60代がそれぞれ48人などとなっています。
感染者が増加したことについて、県は、お盆休みで人の行き来が増えたことがあるとみていて、今後、学校の再開にあわせて、家庭だけでなく学校でも感染が広がるおそれがあるとして、室内の換気や手洗いなど感染対策を続けるよう呼びかけています。