北陸新幹線県内開業日来年3月16日 敦賀市長・杉本知事反応

北陸新幹線金沢・敦賀間の開業日が来年3月16日に決まったことについて、敦賀市の米澤光治市長は「開業機運の醸成やおもてなし力の向上に努めるとともに、市民と共に魅力ある街づくりに取り組み、新幹線の開業効果を最大限活かしてまいります」というコメントを発表しました。

杉本知事は「半世紀にわたって福井県の悲願であった新幹線の開業の日が明らかになったことを、とても喜ばしく思っている。開業日に向けて観光地の磨き上げや、2次交通の充実などを図り、多くの観光客を受け入れたい」と述べました。
一方で、新幹線の開業によって関西や中京方面からの特急列車が敦賀止まりとなることについて「始発駅であると同時に終着駅にもなる敦賀で、一度降りてもらうことで、嶺南地域への観光振興につなげるとともに、乗り換え時間が短くなるよう、JRにお願いをして不便にならないようにしたい」と述べました。
また、めどが立たない状態が続く敦賀・新大阪間の整備については「先日の概算要求で、敦賀以西については、来年度も整備費が計上されなかったことは大変遺憾だ。1日も早い大阪までの全線開通を実現させたい」と述べました。