鯖江地区のみどころを巨大なすごろくに

鯖江市の鯖江地区のみどころを楽しみながら知ることができる巨大なすごろくが完成し、21日、地元の子どもたちが参加してお披露目会が開かれました。

鯖江公民館の床に設置されたのは、縦3.6メートル、横5.1メートルの巨大なすごろくです。
鯖江市鯖江地区で、まちづくりに取り組んでいる住民たちが、地元の見どころをまとめた「さばえすごろく」をもとに作られていて、58のマスごとに史跡や観光施設が紹介されています。
スタートのマスは弥生時代から古墳時代にかけてつくられた国の指定文化財の「王山古墳群」となっていて、鯖江藩の藩主・間部詮勝や、頭の上にお灸をたいたすり鉢をかざす「すりばちやいと」の行事で知られる「中道院」などを通り、レッサーパンダで知られる西山公園の展望台がゴールとなっています。
マスごとに設けられたQRコードにスマートフォンをかざすと、詳しい内容を知ることができます。
21日のお披露目会には、地元のこども園の園児29人が参加し、サイコロをふって、できたばかりの巨大すごろくを楽しんでいました。
鯖江地区まちづくり応援団の片山弘敏代表は「楽しみながら、この地域のことをよく知ってもらいたい」と話していました。