「山の日」警察が計画的な登山や熱中症対策を呼びかけ 勝山市

8月11日は「山の日」です。
山の事故を防ごうと、福井県勝山市の取立山では、地元の警察が計画的な登山や熱中症への対策を呼びかけました。

白山連峰を一望できる標高1307メートルの勝山市の取立山には、お盆の連休を利用して多くの登山客が訪れています。
山の日の11日は、地元の警察が登山道の入り口に机を並べ、登山届の提出を求めました。
そして警察官と警察のマスコットキャラクターが、登山者一人ひとりにチラシを手渡し、余裕のある登山計画を立てることや、熱中症対策としてこまめに水分補給をするよう呼びかけていました。
警察によりますと、ことしは、県内では7月末までに、道に迷ったり、滑落や転落したりする山岳遭難が14件起きています。
登山者は「注意しながら登ります」などと応えながら次々に山頂を目指していました。
勝山警察署の高村至雅地域兼警備課長は「夏の登山シーズンを迎え、事前に気象条件などを確認し、余裕をもって登山にのぞんでもらいたい。特に暑い日が続いていますので、体調管理にも十分に気をつけてほしい」と話していました。