新型コロナ感染者数はほぼ横ばい お盆の時期を控え感染対策を

県内でこの1週間に確認された新型コロナの感染者数は、1医療機関あたりの平均で10.38人と、ほぼ横ばいの状態が続いています。
人が集まる機会が増えるお盆の時期を控え、県は感染対策の継続を呼びかけています。

県のまとめによりますと、8月6日までの1週間に県内39の指定医療機関で確認された新型コロナの感染者は405人と、前の週より12人増えました。
1医療機関あたりの平均は10.38人で、7月下旬から3週連続で10人を超えていて、ほぼ横ばいの状態が続いています。
お盆の時期を控え、県外との人の行き来や大勢で集まる機会が増えることから、県は引き続き、熱中症に気をつけながら換気を心がけることや、高齢者などと接触する際はマスクを着用すること、体調に異変を感じたら外出を控えるなど、感染対策の継続を呼びかけています。
また、厚生労働省がオミクロン株の派生型に対応したワクチンの接種を9月20日から実施すると決めたことを受け、県内の自治体も、接種に向けた準備を進めることにしています。
生後6か月以上のすべての人が対象で、病院やクリニックなど個別の接種会場で行う方針だということです。