ケアマネージャ−が1人暮らしのお年寄りの健康状態確認

猛暑日が続く中、福井市の高齢者施設では、ケアマネージャ−が、担当する1人暮らしのお年寄りの家を訪ねる回数を増やして、健康状態の確認にあたっています。

デイサービスなどを行う福井市の高齢者施設では、例年、夏場には2週間に1回程度、ケアマネージャーが、担当する1人暮らしのお年寄りの家を回っていましたが、猛烈な暑さが続くことしは、訪問する回数を2倍以上に増やしています。
4日も、午前中からケアマネージャーがお年寄りの自宅を訪ねて、熱中症にかかっていないか体調を聞き取るとともに、エアコンを使って涼しく過ごせているかや、こまめに水分をとっているかなどを確認していました。
中にはお年寄りがエアコンを使ってなかったケースもあったということで、こうした情報はSNSで利用者の家族と共有し、見守り態勢の強化につなげています。
利用者のお年寄りの女性は「去年より暑い日が続いて大変です。1人で生きていけないので、気を配っていただけて、助かっています」と話していました。
高齢者施設のケアマネージャーの林智之さんは「視力が低下しているお年寄りの中には、リモコンの文字が見えず、誤って暖房にしていた事例もありました。県外に家族がいるお年寄りもいるので、こまめに連絡をとりながら支えていきたい」と話していました。