県立恐竜博物館に向かう「恐竜列車」運行始まる

県立恐竜博物館に向かう、恐竜の置物や化石のレプリカで飾られた「恐竜列車」の運行が、１５日から始まり、親子連れなどが、恐竜の世界を堪能していました。

「恐竜列車」は、えちぜん鉄道の福井駅から、１４日、リニューアルオープンした県立恐竜博物館がある勝山駅に向かう観光列車です。
運行初日となる１５日は、福井駅で出発式が開かれ、杉本知事が「家族連れや恐竜好きのみなさんには、恐竜列車で博物館に行ってもらい、ゆっくりと楽しんでほしい」とあいさつしました。
そして、躍動感がある７０種類ほどの恐竜が描かれた列車が、ホームに入ってくると、大勢の人が、スマートフォンやカメラで撮影していました。
恐竜が生きていた時代のイメージで装飾された車両と、化石発掘の現場を再現した車両があり、車内には、恐竜の置物や化石のレプリカが飾られていて、乗車した人たちは、博物館に着く前から恐竜の世界を堪能していました。
家族と一緒に乗車した女の子は「電車のなかに恐竜がいて楽しいです」と話していました。
「恐竜列車」は、８月３１日までは１１日を除いた毎日、９月以降は、土日祝日に運行されます。
定員は５０人で、事前に予約が必要です。