レギュラーガソリン価格 1年ぶり水準まで上昇

今週の県内のレギュラーガソリンの価格は、1リットルあたりの平均で173.9円と先週より1円以上、値上がりし、約1年ぶりの水準まで上昇しています。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、6月19日時点の県内のレギュラーガソリンの小売価格は、1リットルあたり173.9円と、先週より1.3円値上がりしました。
また、ハイオクは185.2円と、先週より1.2円値上がりし、いずれも去年6月下旬以来、約1年ぶりの水準まで上昇しています。
燃料価格の高騰を抑える国の補助金を支給する水準は、6月以降、段階的に引き下げられていて、補助金の支給額の減少が小売価格の上昇につながっています。
国は22日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットルあたり9円の補助金を支給することにしています。
今後の見通しについて、石油情報センターは「国際的な原油価格はいくぶん下がっているが、政府の補助金の額も減っているため、来週以降も値上がりが見込まれる」としています。