県指定の文化財 大安禅寺「ねはん図」公開 狩野元昭の作

福井市の大安禅寺が所蔵する「ねはん図」が県の指定文化財となり、期間限定で公開されています。

大安禅寺の「大涅槃図」は、江戸時代の福井藩の絵師、狩野元昭の作で、およそ360年前に寄進されたと伝えられています。
5月に県の指定文化財となったことを受けて、6月25日まで期間限定で公開されています。
大きさは5メートルほどもあり、沙羅双樹の木の下で頭を北にして横たわる釈迦の姿と、周囲で嘆き悲しむ弟子や動物たちの様子が描かれています。
また、「ねはん図」としてはめずらしく、禅宗の始祖の達磨大師が釈迦の近くに描かれているということです。
訪れた人たちは、大きな「ねはん図」に顔を近づけながら、じっくりと鑑賞していました。
大安禅寺の高橋玄峰副住職は「描かれている人物にもさまざまなストーリーが隠されているので、直接見ていただき物語に触れてほしい」と話していました。
「大涅槃図」は、通常の拝観料をおさめれば、6月25日まで見ることができるということです。