自転車の安全な利用を呼びかけ

鯖江市の交差点では30日朝、警察官が通勤や通学で自転車に乗る人たちが交通ルールを守っているか取り締まりを行うとともに、安全な利用を呼びかけました。

これは、全国一斉の自転車の取り締まり日にあわせて県内25か所で行われたもので、このうち、通勤や通学で多くの人が自転車で行き交うJR鯖江駅近くの交差点などでは県警察本部と鯖江警察署の10人が取り締まりにあたりました。
交差点に立った警察官はイヤホンをつけたり、複数で横に並んだりして自転車に乗っている人を見かけると、注意を促す黄色の警告票を手渡して交通ルールを守るよう指導していました。
警察によりますと、県内では複数人で並んで走ったり、道路の右側を通行したりする違反が多くみられるということです。
県警察本部交通指導課の山本順也取締指導官は「自転車も自動車と同じように交通ルールが定められています。ルールを守ることは、交通事故のリスクを減らし、命を守ることになるので、自転車を利用する方はルールを守ってほしい」と話していました。