鯖江市 電子データで行う契約の実証実験へ

企業や自治体との間で取り交わす契約を暗号を使った電子データでおこない、安全でコストがかからない契約を行うための実証実験が鯖江市で行われることになりました。

電子契約は、書面の代わりに電子データで取り交わす契約です。
この実証実験は、鯖江市内の企業と鯖江市が参加して行い、企業と企業との契約や企業と市役所との契約をすべて電子データで行い、その際、「暗号技術」を使って、情報のやりとりを行うということです。
実現すると、事務手続きの効率化が図られるほか、企業どうしの契約の場合でも、鯖江市が仲立ちを行うということで信頼性も確保できるということです。
また書類での契約で必要な印紙税の負担もなくなり、データのやり取りは暗号技術を使って契約する当事者のみで行うため、データが流出したりする懸念もなくなるということです。
今回のシステムで行われる電子契約は全国でも例がないということで、鯖江商工会議所では、市内の参加企業を募った上で半年ほど検証作業を重ねることにしています。
鯖江市デジタル推進課の馬場祟課長は、「こうした技術を広め、ものづくりを手がける企業の負担を減らし、世界に向け発信していきたい」と話しています。