福井市の園児が反射材つきキーホルダー作り 夜の歩行の安全に

春の交通安全県民運動にあわせて、福井市ではこども園の園児たちが暗がりでもわずかな光で光る反射材つきのキーホルダーを作ってその効果を確かめました。

11日は福井市のみどりこども園の園児24人が、市内にある反射材などの製造や加工を手がけるメーカーを訪れました。
はじめに園児たちは反射材に動物やハートなど思い思いの絵を描き、自分だけの反射材のキーホルダーを作りました。
そして暗い部屋に移動して、懐中電灯の光に反射するキーホルダーを見て反射材の効果を学んでいました。
このあと敷地内に設けられた横断歩道に集まった園児たちは、警察官から道路を横断するときは手を挙げて左右を確認することを教わると2人1組になって練習していました。
県警察本部によりますと、去年1年間に県内で夜間の歩行中の事故で亡くなった4人のうち反射材を身につけていた人は1人だったということで、警察は11日から始まった運動の期間中、夜間歩いて外出する際には反射材を着用するよう呼びかけを強めることにしています。
反射材つきのキーホルダーをつくった園児は「反射材が暗闇で虹色に光ってとてもきれいでした。来年から使うランドセルにつけたいです」と話していました。