大野市が南六呂師地区を世界的な「星空保護区」に申請
大野市は、美しい星空が見える南六呂師地区を、世界的な「星空保護区」に認定してもらうため、国際団体に申請の手続きを行いました。
これは、26日、大野市役所で開かれた会見で、石山志保市長が発表したものです。
「星空保護区」の認定は、美しい星空を守る取り組みを、世界基準で評価しようと、天文学者などで構成される「国際ダークスカイ協会」が行っています。
大野市では、南六呂師地区にある280あまりの街灯を、光が空の方向に漏れない仕組みのものに交換するなど、美しい星空を守る活動を続けてきました。
今回の申請は、街灯の整備が終わった事を受けて行われたもので、石山市長は「申請という大きなハードルを越えることができた。認定されたときには、行政と市民が一緒になって星空を生かし、地域活性化につなげられるよう、取り組みを進めていきたい」と話していました。
「星空保護区」には、ことし1月までに世界で201か所、国内では沖縄県の西表石垣国立公園など3か所が認定されていて、大野市によりますと、審査には3か月から半年ほどかかるということです。