福井市の書店が長期入院の子どもたちに本を寄贈

小児がんなどで長期間入院している子どもたちを本で励まそうと、福井市の書店が福井大学の附属病院に絵本や図鑑などを贈りました。

この取り組みは、福井市の書店がことし1月から始めた病院や養護施設などに本を贈るプロジェクトの一環で、9日は福井大学医学部附属病院で贈呈式が行われました。
贈られた本は、小さい子ども向けの絵本や生き物の図鑑など30冊で、小児がんなどで長期間入院する子どもたちが治療の合間に読めるよう、病棟のプレイルームなどに配置するということです。
本を受け取った大嶋勇成病院長は「長期の入院生活を送る子どもたちにとって、日常生活に近い環境を取り戻すための貴重なツールで、とてもありがたい」などと応じていました。
書店では、プロジェクトの趣旨に賛同する企業や団体などからの会費を元に、子どもたちからのリクエストや病棟の保育士との相談を踏まえて本を選んだということです。
本を贈った福井市の書店「AKUSHUBOOK&BASE」の石田美香店長は「私も過去に入院したことがあり、そのときに本が寄り添ってくれた経験があります。治療のつらさやいろんな制限を一瞬でも忘れて、本の世界の楽しさを感じてもらえればうれしいです」と話していました。