「NHK歳末たすけあい」県内9つの福祉施設や団体に交付

去年寄せられた「NHK歳末たすけあい」の交付先が決まり、14日、県内9つの施設や団体に通知書が手渡されました。

去年の「NHK歳末たすけあい」には、県内であわせて705万円あまりの募金が寄せられ、このうちの280万円が、県内9つの福祉施設や団体に贈られることになりました。
14日は、福井市で通知書の交付式が行われ、福井県共同募金会の清川忠会長から、代表者に通知書が手渡されました。
このあと、NHK福井放送局の久代雄一郎局長が「募金をいただいた皆さんに厚くお礼を申し上げます。県内でさまざまな支援が必要なかたがたに、お預かりした募金が活用されればと思います」とあいさつしました。
それぞれの施設や団体では受け取った募金を、障害のある子どもと家族が一緒に外出できるための研修費用や、施設内にある遊び場の整備や改修などにあてることにしています。
同居していない親と子どもの交流を支援している「面会交流支援センター福井」の中川陽子代表は、「いただいたお金で、多くの人に自分たちの活動が伝わるようなビデオをつくり、支援が必要な人たちを助けたい」と話していました。