走れ!“越前がに” 福井市でロボットコンテスト

冬の味覚、「越前がに」をイメージしたロボットの動作の正確さや速さを競い合うコンテストが福井市で開かれ、自慢のロボットを持ち寄った子どもたちの歓声が上がりました。

このコンテストは、ロボットの製作を通じて子どもたちに科学技術への関心を持ってもらおうと毎年開かれていて、福井市のショッピングセンターの会場には県内の小学生など約40人が参加しました。
コンテストは、「越前がに」をイメージした自動制御のロボットが、たまごを模したピンポン球をコースの中の定められた場所に落とすことなどを競うもので、カニロボットの速さや動きの正確さでポイントが決まります。
参加者の中には、小学1年生の児童が作ったロボットもあり、得点のたびに観客や子どもたちから大きな歓声が上がっていました。
主催した「福井県こどもプログラミング協議会」の松田優一会長は、「ロボットにプログラムする技術を楽しみながら身につけることで子どもたちに科学技術を身近に感じてもらいたい」と話していました。