ものづくりで特に優れた技能「現代の名工」に福井県から3人

ものづくりで特に優れた技能を持つ「現代の名工」にことしは県内から3人が選ばれました。

厚生労働省は、ものづくりの分野で特に優れた技能を持つ職人や技術者を、「現代の名工」として、毎年、表彰しています。
このなかで、ことし県内から「現代の名工」に選ばれたのは、福井市の電気メッキ工、清川肇さん(58)、越前市の金属加工機械修理工、竹内道宏さん(57)、福井市の写真工、渡辺和男さん(64)の3人です。
このうち、渡辺和男さんは、ことしで創業95年の老舗の写真館の3代目。
40年以上、写真の仕事に携わっています。
フィルムを使った撮影が主流だった2001年、写真館としては全国で初めて、中判デジタルカメラと呼ばれる機材で、撮影から印刷まで一貫して行う仕組みを導入し、業界内で技術や知識の普及に努めました。
機材の進歩に合わせて磨き上げたライティングなどの技術は、世界トップクラスとして評価され、複数の国際的なコンテストで受賞歴もあります。
渡辺さんは「写真業界で名工に選ばれる方は少なく、とても名誉なことだと思います。今後も、その人らしさを表現したり、そのときの記憶が残るような写真を撮り続けていきたいです」と話していました。
「現代の名工」の表彰式は、11月14日に東京で行われます。