中部縦貫道「荒島第2トンネル」が貫通

福井市と長野県松本市を結ぶ中部縦貫自動車道のうち、福井県内の工事中の区間では最も長い「荒島第2トンネル」が3日に貫通し、作業の様子が公開されました。

県内では、中部縦貫自動車道のうち、大野市から岐阜県境までのおよそ35キロが「大野油坂道路」として工事が進められています。
この区間のトンネルで、最長の5キロにおよぶ「荒島第2トンネル」では、掘削がほぼ終わり、貫通させる作業が報道陣に公開されました。
関係者が、300メートルほど離れた場所からモニターを通じて見守る中、スイッチが押されると、ドンと大きな音とともに残った部分が爆破され、トンネルが貫通しました。
その後、関係者が酒や米、それに塩を使って現場を清め、工事の成功を祝いました。
「荒島第2トンネル」がある勝原インターチェンジと九頭竜インターチェンジの間は、当初の予定より半年ほど遅れて来年秋に開通する見通しです。
「大野油坂道路」が開通するのは4年後で、福井市の北陸自動車道と、岐阜県郡上市の東海北陸自動車道が、自動車専用道路で結ばれることになります。
大野市の石山市長は「無事に難工事が成功し、関係者の皆さんに心より感謝します。全線開通に向けて地域活性化にいっそう取り組みたい」と話していました。