北陸新幹線の敦賀駅 敦賀市議会議員が工事現場を視察

北陸新幹線の県内開業が1年半後に迫る中、敦賀市議会の議員が来年秋の完成を予定している敦賀駅の工事現場を視察しました。

敦賀駅は来年秋の完成に向け、駅舎の建設工事が続けられています。
議員らはまず、担当者から、新たな敦賀駅は、高さがおよそ37メートル、幅がおよそ41メートルで、平成以降に建設された新幹線の駅舎としては最大規模だと説明を受けたあと、ホームの工事の進捗状況を確認していました。
また、乗り換え口となる2階のコンコースでは、天井を北前船の帆をイメージしたデザインにするために、湾曲した鉄骨が備え付けられていることや、新幹線と在来線あわせて22の改札口ができることなど説明を受けていました。
敦賀市議会新幹線対策特別委員会の縄手博和委員長は「レールが敷かれているほか塗装されている部分もあるなど、思ったよりも工事が進んでいる印象を受けた。地域の住民と話し合いながら安全最優先で進めて頂きたい」と話していました。
「鉄道・運輸機構」の阿部祐介敦賀鉄道建築建設所長は「台風や大雨などもことしは経験しているので、安全最優先で工事を進め、敦賀の皆様に自分の駅だと思ってもらえる駅舎にしたい」と話していました。